Vim初心者のための基本的な操作方法のまとめ

Vimは無料のオープンソーステキストエディタです。

GUI（マウスとキーボードなどで操作）であるVisual Studio Codeなどテキストエディターと違い、CUI（主にキーボードだけで操作）で読み書きをしていくのが特徴です。

レンタルサーバーを使用してWeb制作をする上ではあまり使うことは無いですが、VPSなどでサーバーを構築する際にはサーバーの設定ファイルを触る必要があるのでVimの操作を知っておくと役立ちます。

VimとViの違い

Vimについて調べているとViというものも存在することがわかります。
VimはViの改良版で名前は違うけどVimとViは一緒のものという考えて大丈夫です。

多くのLinuxディストリビューションでは標準でVimがインストールされており、viコマンドがvimにシンボリックリンクされている為、Vimが起動します。

多くのLinuxディストリビューションでは、標準でインストールされていることが多いですが、もしインストールされていない場合は、パッケージマネージャを利用してVimをインストールできます。

sudo apt-get update
sudo apt-get install vim

sudo dnf install vim

brew install vim

Vimの公式サイトからインストーラーをダウンロードするか、WindowsのパッケージマネージャーであるWinGet（winget ）を利用してインストールできます。

winget install vim.vim

Vimには3つのモードがあり、モードを切り替えながら

Vimは以下の3つのモードを切り替えながら操作します。

名前	意味	主な機能	切り替え方法
Normal Mode	コマンド入力モード	カーソルの移動。他のモードへの移行。テキストのコピー、カット、ペースト。	Esc
Insert Mode	文字入力モード	テキストの入力、編集。	a/i/A/I/ciw/
Visual Mode	文字選択モード	テキストの選択。	v

Normal Modeへの切り替えはEscキーで移動できる

Vim起動時はノーマルモードから開始される。
ノーマルモードの時は各種コマンドと他のモードへ移動するためのコマンドが使える